学生とのコラボパフェ誕生 1300年の発酵の軌跡が繋ぐ至極の一品!

名古屋パフェ推進委員会に2020年11月、新しい加盟店が増えました。

名古屋市営地下鉄名城線伝馬町駅の1番出口を出て、徒歩1分ほどのビル2階にある隠れ家的な雰囲気を醸し出す店舗、「厨 宮宿房(くりや みやしゅくぼう)」です。目の前には熱田神宮があり、コロナ禍の今でもお昼時には参拝客の姿が見受けられます。

店内は間接照明でほの暗く、BGMにはジャズが流れる落ち着いた雰囲気を演出しています。食事の後に、自然な流れでシメのパフェをいただきたくなる、そんな空間です。100インチのスクリーンを完備し、結婚式の2次会やイベント、パーティーなどで貸切が可能です。

もちろん、感染対策も万全です!各テーブルには飛沫リスク減少のためのフィルムが設置され、モバイルオーダーが導入されていたり、15分ごとに店内の換気状況をチェックするCO2ウォッチャーが導入されたりしています。

厨 宮宿房は「日経トレンディ2020年ヒット商品ベスト30」で14位となったポケットマルシェが運営する「食べる通信」に加盟し「あいち食べる通信」を発刊。その生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「あいち食べる通信」の体感店です。

同店のマネージャーでもあり、あいち食べる通信副編集長でもある頴川渉さんは、「生産者さんは、生産物を作ることで、そこに様々な苦労やストーリーがある。そのストーリーを知ることにより、心の底から感謝できる。でも、ご飯を食べる際に生産者さんと繋がることはできない。だから、(生産者さんの)思いを直接受け取れるようなお店を作りたくてこのお店を作った。」「生産者さんと消費者さんを繋げたい。おなかを満たすだけの食事ではなく、心も満たされるような食事をしてほしい。」と話されていました。

私が初めてお店に訪問した時には、店舗のメニューにパフェはありませんでしたが、食を通して地域を盛り上げる活動に賛同いただき名古屋パフェ推進委員会の仲間に入っていただきました。

そして、私たち名古屋学院大学とご近所というご縁もあり学生とコラボレーションをして同店初のパフェを商品開発させていただきました。

そして、ここから肝心の開発したパフェのお話です。パフェの名前は「極醸パフェ」。

これがまた面白いです。なぜこのパフェが面白いかというと、なんと「濱納豆」を使用しているのです。濱納豆!!????あなたは聞いたことがありますか(上の写真の右下が濱納豆です)。

じつは、この濱納豆。愛知県の歴史ある伝統食材なんです。

そして、なんとその歴史は1300年!あの徳川家康も愛したそうです。さらに最近では、健康効果も研究報告されました。

その濱納豆をバニラアイスと組み合わせ、濱納豆アイスにしました!濱納豆アイス、想像できますか?

そして濱納豆アイスの上から3年熟成愛知県産本みりんを煮詰めた「本みりんカラメル」を存分にかけます。この2つの出会いは、パフェの新しいジャンルを切り拓く!と感じました。さらに、愛知県西尾産の抹茶クリーム、バナナチップ、オレンジのフィアンティーヌを添えて「極醸パフェ」の出来上がり。

完成したパフェがこちら!

この極醸パフェは、なんとロックグラスに入って提供されます。

さて、お召し上がりください!まずは、濱納豆アイスから……食べてびっくり!例えると、熟成感のある芳醇な塩キャラメルアイス。甘さと塩気のバランスが絶妙で大人感溢れる極醸パフェはシメパフェに最高の一品。食事の後にはもちろん、お酒を飲んだあとにもピッタリです。

この極醸パフェは11月16日から1日10食限定で提供されます。限定っていうフレーズ、ワクワクします。食べに行ってみたくなりますね。

写真左から店長の岡崎さん、マネージャーの頴川さん


店長である岡崎智哉さんは一つ一つの食材のおいしさを引き出すために料理を出す時間や作り方にこだわりを多く持ち、一品一品を作っておられるそうです。

最後にマネージャーの頴川渉さんに一言頂きました。

「今回使用する濱納豆や3年熟成みりんなどの発酵食品には免疫力を高める効果があります。特に濱納豆は1300年の歴史があり、稀代の健康オタク『徳川家康』も愛した一品と言われています。極醸パフェは、ココロとカラダの免疫力を高め、コロナに負けないぞ!という想いも込めて作りました。」とのこと。

頴川さん、岡崎さんありがとうございました!!



文責:名古屋学院大学 商学部 杉浦礼子ゼミ 戸島隼汰

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