ラ・フランスを丸ごと1つ使った カメレオンパフェ

地下鉄鶴舞線浅間町駅を下車して3番出口より西へ徒歩8分。歩いて20分程度にある名古屋駅付近の高層ビルを眺められ、同時にどこか懐かしい下町の風情を感じることができる浅間町に「LOASIS(ロアジス)」はあります。

私たちが訪問した日も子どもからお年寄りまで幅広い年代の人と行き交い、人間味あふれる古い町並みを楽しみながら歩いて、店舗に到着しました。

ロアジスさんはテイクアウトも、イートインも可能です。扉を開けて入店すると右側がイートインできるカフェ空間になっています。商品を前払いで注文してから座るシステムです。

ティータイムを楽しむ学校帰りの学生、ロアジスさんのスィーツに魅了されて足を運んでいる大人の方など、さまざまな年齢層の方が穏やかな表情で会話を楽しんでいる姿が印象的でした。みんなが穏やかな表情になるのは、スィーツの魔法でしょうか…

季節感を感じる演出が店内の雰囲気の魅力度をさらに引き上げています。

写真は少し前のクリスマスシーズンの様子です。ブラックボードに描かれたチョークアートもかわいいですよね。テイクアウト用のビスケットやクッキーなどのラッピングも、季節感抜群です。

店内を眺めながら友達と会話を弾ませていると、入店時に注文をしたお目当てのパフェがきました。今回注文したのは「洋梨とキャラメルのパフェ」(1760円、税込)。ロアジスさんでは、通年提供しているパフェと季節限定パフェがあります。洋梨を使用したこのパフェは季節限定商品でした。来年も洋梨を使ったパフェが登場するのか…、果たしてどんな姿で登場するのか…楽しみです。

「洋梨とキャラメルのパフェ」は、なんと7、8種類からなる生クリームを使用しているんだそうです。ケーキ屋さんが提供しているパフェ、ならではです。

パフェには丸々1個の洋梨、山形県産のラ・フランスが使用されています。パフェの構造を上から紹介すると、まず、塩キャラメルとバニラのアイスがのっています。パフェを甘すぎないようにするために、グロゼイユが添えられています。この赤くて丸いグロゼイユが可愛らしさを演出しています。その下は7層になっており、洋梨のブラマンジェ、カスタードと生クリームを合わせたディプロマット、チョコレートのフィアンティーヌ、生クリーム、洋梨のコンポート、洋梨のジュレ、キャラメルのジュレの順番で層をなしています。

しっかりと、商品の説明を聞き終わったところで、実際に食べてみました。

生クリームやアイスクリームがふんだんに使われているので、正直「甘いのかな~」と思いながらパクリと一口、そして二口三口とパフェを口に運ぶにつれて…???…見た目からの想像とは異なる控えめな甘さでした。

上から下に食べ進める都度、味が変わっていく様は、まるでカメレオン。

洋梨を丸々1個使っているだけあって食べ応え抜群ですが、この計算された甘さと、変化を楽しむことができるカメレオンパフェは、完食間違いなしです。

チョコレートを使った飲み物も提供しているのでパフェと合わせていただくのもお勧めだそうです!

最後にパティシエの長谷川さんから一言いただきました。

「地域に根づいたパフェで小さい子どもからお年寄りの方までいろんな方に食べていただけるよう、わかりやすいものを作っています。」とのこと。

長谷川さんありがとうございました!!


文責:名古屋学院大学 商学部 杉浦礼子ゼミ 関口純己

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